こんにちは、もみじはりきゅう整骨院です。
先日、中国鍼灸協会が「新型コロナウィルス患者に対する鍼治療のガイドライン(第2版)」を発行しました。
北京保険委員会の発表によると、現在中国では罹患した患者の87%が中医学(鍼灸治療と漢方薬)の治療を受けて、その中で9割以上の患者に有効な効果があったそうです。
そしてそのガイドラインの中には、「予防段階において肺と脾臓の機能をアップする効果がある」とされる経穴(ツボ)の分類も記載されています。
そこで今回は、ガイドラインの中でウイルス予防に効果があるとされているツボへのマッサージを紹介します。
※あくまで、ガイドライン上で免疫力アップの見込めるツボへのマッサージとなりますので、これをやることで新型コロナウィルスを防げる、というものでは決してない、ということはご了承ください。
グループ2 LI4 合谷(ごうこく)
「手背の第1、2中手骨底間の陥凹部。第2中手骨寄りに取る」
簡単に説明すると、親指と人差し指との間、水かきのところの人差し指寄りになります。
この合谷を、気持ち良いところまで押して、そのまま5秒!
5秒たったら指を離して、5秒休みます。それを3~5回繰り返しましょう。
こんな感じです^^
ちなみに、友人の手に向かってこれを思いっきりやると、悶える痛みで叫びますので絶対やめましょう。
グループ2 LI11 曲池(きょくち)
「肘を屈曲し、肘窩横紋の外端部と上腕骨外側上顆との間で、上腕骨外側上顆寄りに取る」
肘を曲げたときにできるシワの、いちばん外側です。
ここも同じく、気持ちの良いところまで押して、そのまま5秒。指を離したらおなじく5秒休む。これを3~5回繰り返します。
事務ワークで腕が疲れた時にも効果的ですよ!
グループ2 LU5 尺沢(しゃくたく)
「肘窩横紋上で上腕二頭筋腱の橈側に取る」
肘を曲げたときにできるシワの真ん中。腱と腱の間のくぼんだところです。
ここも同じく、5秒押して5秒休む。3~5回やりましょう。
グループ2 LU10 魚際(ぎょさい)
「第1中手指節関節の中央で、手掌と手背の皮膚の境に取る」
母指球と言われているところです。手の甲と手のひらの境目、なんとなく皮膚の感じが変わるところ。
ここも同じく、気持ちの良いところまで押して5秒、離して5秒。3~5回やりましょう。
こうやって自分で押しましょう。
まとめ
今回は、グループ2という分類をされている、手のツボ4つを紹介しました。
先ほども言いましたが、これらを行ったからといって新型コロナウィルスを防げるわけではありません。しかしながら、連日の新型コロナ騒動によって、誰もが身体や心がすり減ってきていると思います。これを行うことによって、少しでも心にゆとりができれば、と思い書いてみました。
普通に指圧するのもよいですが、アロマオイルやクリームなどを使うとリラックス効果も見込めるので、もしお持ちでしたら是非やってみてくださいね!
近々、グループ3に分類される足のツボについても紹介していきます^^
もみじはりきゅう整骨院(Iida)