2016年6月
サントリー美術館 宮川香山展
こんにちは、サギです。
3月末に、ミッドタウン内にあるサントリー美術館にて開催されていた
宮川香山展に行って来ました。
明治時代の陶芸家で、立体的な装飾造形の高浮彫が特徴です。
蟹や鳥類、花木など質感を陶器で、表現した技は、
まさに超絶技巧と言われる圧巻の表現力で素晴らしい作品群でした。
晩年は釉薬と釉下彩の研究に取り組み、磁器の作品が多くなりました。
表面的にはシンプルながら、そこに繊細な色彩を表現する独自の技術が、
さりげなく使われているようです。
今回の展覧会で当初のお目当ては、高浮彫りでした。
陶器とは思えない精密さで、まるで彫刻を見ているかのような印象で感動しましたが、
時系列順にいろいろな作品を見ていくなかで、
後期の磁器作品の方が、派手さはないが個人的には好きかなあ。と思いました。
*写真は館内撮影不可のため、本からの紹介となりました。
さぎ
もみじはりきゅう整骨院